気になる認知症のこれから-LMTXに期待大!


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これまで不治の病とされてきた認知症。

なかでもアルツハイマー型認知症は、いまだにその原因や症状を完全に押さえ込む治療は見つかっていません。

しかも、誰にでも可能性がありながら、患者自身がそれを認識し、治療に能動的にならない非常に厄介な病です。

怖い事は確かな病気ですが、これからはもう少し、前進した医療に期待が持てる様になったかもしれません。

それは治療薬がひょっとしたら近い将来、誕生するかもしれないのです。

そこで認知症の治療薬の可能性があるLMTXの話題と共に、最新の認知症について、ちょっとお付き合いください。

認知症 イメージ

 

 

◆今更ながら認知症とは?

 

「物忘れ」、「うろ覚え」などはだれにでもあることです。しかし認知症は、その多くが脳を構成するタンパク質異常により、染色体が何らかの障害を経て、情報伝達を阻害してやがては脳細胞を破壊する病気です。これは一つだけ覚えてもらいたいのですが、認知症と単に物忘れとの違いは、前者は記憶の喪失であり、後者は単純に記憶を呼び出す仕組みが衰えただけです。

 

つまり、「高齢者だから、認知症になる」とは間違いです。ただ、なりやすい年齢が中高年から高齢者にかけて多いだけです。非常に少ない確率ですが、若年性認知症も確かに存在します。しかしその割合は、全認知症患者の中でも、限りなく少ないです。

 

糖尿病の人などは、慢性的になると血流に障害をきたすことがあります。脳梗塞、脳出血などは、糖尿病患者、脂質異常症など、生活習慣病と絡んでいる事が多いです。この場合、同じ認知症でも脳血管性認知症の可能性は高くなります。要因は脳内血管の破裂などにより、脳出血が起こりそれにより脳細胞が壊死することです。特徴は、突発性であり、症状が極端に発現することがあります。

 

一方で、要因がまだ定かでないのが、アルツハイマー型認知症です。最近では研究が進んで、これは脳細胞の遺伝子変異によって、脳細胞組織のタンパク質が変質し、それが徐々に他の脳細胞を侵食するように進行していく病気です。壊された脳細胞は萎縮し、CTなどの医療機器で撮影すると、脳が徐々に小さくなるのが特徴です。女性に多く、高齢者で患者の約8割がアルツハイマー型認知症と言われます。

 

 

◆アルツハイマー型認知症は、ゆっくりと進行する

 

最初は、物忘れから始まりますが、通常と違うのは「人から教えられても、すぐに忘れる」ということです。これは記憶障害の一種で、脳が病気によって一部が機能しなくなる兆候です。根本的に、思い出す事が不可能になる部分が増えます。軽い記憶喪失と勘違いし、放置していくと日常的な事を忘れるようになります。当たり前の様に、朝起きて歯磨きして着替えるとき、ボタンを上手くつけられなかったり、次に何をしたらよいかわからなくなります。

 

進行が進めば、普段の通勤の途中で道に迷ったり、手足のしびれ、めまいなどを覚えるようになります。脳出血とは違って、病気の進行は極めて緩やかですが、確実に出来ないことが日々増えていきます。重度になれば、精神障害と似たような行動を起こすようになります。

 

しかも意識だけはハッキリしているので、「出来ない」事を身内から指摘されると、馬鹿にされたような気持ちで、怒りを露わにする人もいますね。認知症は、極めて自分を病気だとは思わない傾向が強いのです。

 

◆LMXTとはなにか?

 

新生児や、若い人の中に先天的に血液中に、あるヘモグロビンが多量に含まれる状態になっている場合があります。そのため、唇や爪の先が、貧血を起こしたようなチアノーゼになり、肺疾患を起こしやすくなる体質になります。これは血液中に酸素を上手く取り込めなくなるからで、病態が酷いと、常に酸素欠乏状態に陥る、メトヘモグロビン血症として診断されます。

 

この病気の治療薬に、メチルチオニニウムと呼ばれる治療薬が使われますが、この整脈注射治療薬こそが、脳細胞のような神経細胞を構成するタウ蛋白質に作用し、神経の異常変性の遅延や回復に効果があるのではないか?と、イギリスのある製薬会社がLMTXとして開発を開始したものです。

 

まだ治験段階、つまりは実際にアルツハイマー型認知症患者、軽度の症状500名ほどに行っているだけです。マスメディアでは、治療薬の様な報道がされてますが、そもそもLMTXは、別の病気治療薬の転用に近いものです。脳細胞の一部に作用し、蛋白質凝固を抑制することまではわかっていますが、まだ2015年現在で臨床試験は続行中です。ヨーロッパ、ロシア、オーストラリア、東南アジアで、この新薬開発にしのぎを削っていますが、アルツハイマー型認知症は、極めて進行がゆるやかな病気のため、まだ治療の他の作用については不明な状態です。

 

しかも元になっているメチルチオニニウムは、腎不全や溶血性貧血などの副作用があります。高齢者になりやすいのがアルツハイマーである以上、治験はその将来の副作用まで考慮するには時間が足りないでしょう。

 

◆現在の治療は進行を遅らせること

 

こういってしまえば元も子もないのですが、特にアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症も、脳障害は脳細胞の損傷によって起こります。脳細胞は決して復元することはありませんし、怪我の様に自然治癒もしないのです。一度失われた脳細胞は元に戻せないため、完治はありません。

 

発症前に戻すことは、極めて困難です。従って、この病気を早くから情報を集めて知っておく事は重要です。中高年からでも決して早過ぎることはないのです。現在のところ、診断された場合は薬での処置が一般的です。

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◆健康は食事だけではないということ

 

認知症 予防

健康のために何かをやることは、とても良いことに違いありません。しかし、それが精神的に負担になるようなら、それはむしろ健康被害といってもよいでしょう。若いころと違って、加齢で体力は落ちますが、同時に失うのが”やる気”です。

 

最近は中高年以上に非常に多いそうですが、暇さえあればじっとテレビやインターネットを楽しむ人がいます。決して悪くはありませんが、与えられた一方的な情報は、人間の思考力を低下させます。なぜなら、それには道具も必要なければ、体を動かす必要もないからです。

 

人間は本質的に、体で覚えたことは忘れにくい性質をはじめから持っています。人との会話、慣れ親しんだ趣味、好きなように開放的にカラオケを楽しむなど、他人との交流はより脳細胞を活発にします。一番良くないのは、健康的な食事や自分なりの運動はするが、全て単独で個人で済ませていることです。これは、精神的に引きこもりの状態と全く同じです。

 

明るく活発に活動するためには、少なくとも他人の刺激が必要なのです。今からでも遅くはありませんから、寂しい老後だけは避けるように、家から一歩出てたくさんの人と交流できる自分に改造しましょう。

 

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