タワーマンションと地震の関係-注意するべきマンション選び-


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建築基準法が変わって、タワーマンションと言われる、巨大な高層共同住宅が都心部を中心に、主に湾岸地域で建設され、眺望とその高級感で非常に昨今では人気の高い物件となっています。

しかし、地震の時の揺れの問題など、災害時の注意点が徐々に浮き彫りになってきました。

建設会社や不動産業者は、営業のためにはメリットばかりを主張するのが当然です。

しかし、高価な費用をかけて購入した後に、デメリットに気が付くことも多いのもの事実でしょう。

様々な側面でタワーマンションを検証してみてはいかがでしょうか?

タワーマンション 湾岸

 

眺望が良いということは逃げ場がない

 

タワーマンションは、非常に周囲に遮蔽する建築物がないため、その眺望が最大の利点として挙げられます。しかし、眺望が良いということは、そのベランダからは、真夏では直射日光が容赦なく照り付けることでもありますし、当然、台風などの暴風雨では、ベランダに飛散するものは一切おけないことから、よほど注意しないと洗濯物も容易に干せないことがあります。

 

美観を損ねるということで、玄関先に洗濯物を置いてはいけないルールなどもあり、生活感としては希薄なスタイルを容認せざるを得ないところがありますね。タワーマンションのトラブルで多いのは、ガーデニングと喫煙、そして布団干しと生ごみだそうですが、共用部分が非常に多いのが最大のデメリットとなっています。

 

地震に強いの?

 

これに関しては、倒壊の危険はまずありません。ただし、問題は損害保険のと関係です。根本的にマンションで使える保険は、実質上、家財保険以外はあまり意味がありません。というのも、共有部分の占有率が高いことがその根拠となっています。分譲マンションとは、建物を購入するのではなく、あくまでも専有部分の権利を買うだけですから、建物自体は被害がなくとも、家財の倒壊や火災における被害は、すべて自己責任です。

 

つまり建物は地震に強くても、揺れによって倒壊した家財による被害は、自費で全部補修しますし、その家財が要因でガラスを割ったり、最初から付いている設備の復旧は、必ずしもその建物の補償範囲ではないということが挙げられます。

 

タワーマンションに実際に住んでいる方の証言によれば、免震と耐震構造で変わることがありますが、9階ほどの高さで、左右1メートルは揺れるといわれています。これは液晶テレビなら、容易に50センチは動くほどですので、免振だろうが揺れの対策は非常に重要となります。

 

根本的に、固定する状態でない家財の設置は、重大な負傷事故につながると考えてよいでしょう。また地震災害では、最近のエレベーターは近くの階で停止するように作られていますが、復旧が遅れた場合、壊れた家財の整理は、ゴミも含めて室内に置いておくより他にありません。

 

タワーマンションは、地震と火災は同時

 

もう一つ最大のデメリットが、地震に伴う火災の問題です。日本の消防署のはしご車は、最大で50メートルであり、マンションでは14階までしか届きません。しかし、これは火を消す高さではなく、救助という部分においてです。タワーマンションの場合は、当然バルコニーから消火活動はできず、消防士が20階まで自ら上って、室内側から消火活動をした例があります。

 

つまり、実際の消火活動は、消防車が到着してからタイムラグがずいぶんあるわけです。

 

高層マンションの住民として準備すること

 

一般住宅以上に、高層マンションの災害の備えは万全でなければなりません。家財の固定や全体の床に置く家具の選定、出来るだけ付属の設備にとどめるとか、食料の備蓄も一般住宅よりも多めにする必要はあります。水と食料は、エレベーターの復旧までに備え、最低でも一週間分が目安です。簡易トイレなども、その物件に準備があるかどうかも確かめ、管理組合との連携も視野に入れなければなりません。

 

特にタワーマンションの問題では、近隣との連携が普段からとりにくいといった関係性があります。高層建築では、倒壊しない代わり、長期地震動と呼ばれる、揺れがおさまるまで時間がかかるのが特徴で、非常階段もすぐには使えないほど、揺れは長く、振れ幅も大きいのです。これは、震度以上に、被害が大きくなる可能性は高いでしょう。近隣で大きな被害が出ていても、それは他の住民も同様であり、タワーマンションの場合は、まず自分の安全を第一に考える必要があります。

 

タワーマンション イメージ

東京などの大都市を中心に、タワーマンションなどの大規模分譲マンションは、平成12年度で既に1万7,000戸を超えており、また大規模であるがゆえに、住民同士の合意形成が非常に難しいところもあります。

 

眺望は魅力的ですが、いざ大地震になった時の被害の想像は、実はほとんどの人は、まだ3.11の震災の記憶しか持ってないのが現実です。備えは決して早すぎることはありません。

 

快適な生活の裏に潜む、こうしたデメリットに対する、冷静な準備こそがあなたの命を救うのです。

 

 

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