伊勢神宮と出雲大社-「日本の心の故郷」と「八百万の神々が宿るところ」


< Sponsor Link>

 

日本に古来からある信仰心とは、神社にあると言われます。大国主命(オオクニヌシノミコト)や日本武尊(ヤマトタケル)など古事記や古い文献に、昔から登場する名前は皆さんもよくご存知でしょう。

近年、パワースポットとして大人気の伊勢神宮と、出雲大社ですが、案外、知られていない謂れがあったりします。

また、マナー違反となっている参拝方法、間違ったお参りをしている方もいるようです。

こうした神道は、日本では戦時中に教育としてあったために、戦後は軍国主義で排除されてしまいましたが、近年は見直され、今では人気の場所となっています。

正しい知識を身につけて、あなたも歴史ある日本の”社(やしろ)”へお出かけしてみませんか?

 

伊勢神宮は皇室ゆかりの神社

 

 

伊勢神宮 内宮 アイキャッチ

「神宮」とは、そもそも皇室の先祖を祭神としている場合にだけ呼称することができる名前です。

伊勢神宮は、125社からなる、天照大御神を祀る皇太神宮を中心とした、三重県伊勢市宇治館町1に皇大神宮がある神社です。

地元では「お伊勢さん」とか、「大神宮さん」などと親しみを込めて呼ばれています。

日本の天皇由来の神社は全国に二十二社ありますが、神道の神に授けられた階級がない神社として有名です。

これは、全ての神社の最上位に位置するとして、近代社格制度によって定められたものです。

 

3つの神宮で構成された伊勢神宮

 

皇室の祖先は天照大御神ということになってます。

伊勢神宮は、外宮、内宮、別宮の3つの分け方で構成されています。

普通の神社と違い、境内に神社が一つということではなく、中心は、内宮と外宮に分かれていて、境内は非常に広大です。

この3つの他に、摂社、末社、所管社と呼ばれる宮社が他に点在し、これらを総合して伊勢神宮と呼びます。

 

神社のお参りの作法を知ろう

 

昔から二拝二拍手一拝の順序となってますので、最初に深い礼をゆっくり2回行い、それから両手を合わせます。

その時、右手を少し引いておき、拍手を2回、最後にゆっくり礼をして終わります。

 

手水の作法は、まずは一礼から始まり、柄杓は右手て持って水をすくいます。

そのまま左手に柄杓から水をかけ、今度は柄杓を左手に持ち替えてそのまま右手を洗います。

お清めですから、少ない量で充分です。

次にもう一度右手に柄杓をもって、柄杓から左の手のひらに水を受けて、そのまま口へ運んで静かに水を吐き出します。

この時、口をゆすぐのではなく、含んで捨てるだけです。

再び右手の柄杓で左手を洗い、最後は柄杓を両手で垂直に立てて、柄杓の柄を洗います。

柄杓を元の場所に戻したら、1礼して終わりです。

コツは、全ての所作を柄杓1杯の水で終えることです。

つまり水をすくうのは最初のひとすくいだけです。

初めての場合は、なかなか覚えられませんので、近所の神社などで繰り返し参拝して覚えても良いですよ。

伊勢神宮 外宮 正面

 

参拝の順序は、外宮先祭と昔からの慣習に従い、外宮から始まり内宮へと進みます。

それぞれの場所では、御正宮から参拝し、別宮へ回るようにします。

別宮も格式がありますから、是非とも参拝しておきたいですね。

標準的なお参りでは、外宮で40分、内宮で一時間位が目安です。

外宮から内宮への異動はバスで15分程度ですから、結構、離れています。

 

参拝のマナー

 

 

御正宮での願い事は、個人的なお願いはタブーで、あくまでも感謝の意を表すのが正式です。

個人的な願いは、最初の別宮で済ませておきましょう。

内宮第一の別宮は「荒祭宮」、外宮の方は「多賀宮」と呼ばれます。

内宮・外宮には賽銭箱はありません。これは、私弊禁断の習いで、かつては天皇陛下以外はお供えが許されなかった名残が、今も生きているからです。

また参道の真ん中を歩くのはいけません。

参道の中央は神様の通り道なので、外宮は左側通行、内宮は右側通行となっています。

それぞれ橋をわたりますから、そこに表示が出ています。

鳥居の前では軽く一礼して通るようにしましょう。

伊勢神宮 外宮 参道

 

出雲大社は全国の神様の会議室

 

 

古事記の神話伝承に習って、日本をつくったとされる大国主命(オオクニヌシノミコト)が、天皇のご先祖天照大御神(アマテラスオオミカミ)に国譲りを行い、大国主命の功績をたたえたのが、出雲大社の創建の謂れです。

七福神の大黒天とは別の神様ですが、大国主命は「だいこくさま」とも呼ばれます。

出雲大社は全国の神社に祀られた神が、神無月(出雲では神在月)に一同に集まり、人々の願いを審査する場所と言われます。

様々な人の取り巻く縁を取り持つために、”縁結び”の願い場所として全国に知られていますね。

 

出雲大社の参拝方法は異なる

 

参拝の順序は、まずは本殿からで、八足門から参拝し、それから周辺の瑞垣を時計の反対周りに進み、各社殿を参拝します。

その際に、参道右手にお祓いを受ける「祓社」と呼ばれる、四柱の神様を祀る小さな社があるので、ここを参拝してから身のけがれを落とし、参拝するのがマナーです。

拝礼は、今度は2礼、4拍手、1礼ですからご注意ください。

また大国主が鎮座する本殿は南向きであり、本殿内の御神座は西向きなので、最初に本殿正面を参拝し、瑞垣を参拝し終えたら、西側の御神座正面より再度ご拝礼をするとご利益があるとも言われています。

本殿西側にも、参拝するところがあります。

参拝できる時間は、3月~10月は午前6時から午後8時までで、11月からは午前6時半からです。

ただし、日暮れと同時に神様は寝てしまうため、参拝は昼間に済ませるのが、これまたマナーですよ。

 

お賽銭に決まりはない

 

「御縁があるから5円」などというのは、後から出来たこじつけです。

同時に注連縄にお賽銭を投げるのもご法度なんですよ。

大切なのはお祈りであり、そして感謝の心ですから、それを忘れないようにしてください。

 

その他のマナー

 

昔から民間信仰で御砂を頂くというものがあります。

例えば、新築した家などであまり方角的に良くない場合などに、出雲大社の御札を頂き、稲佐の砂と交換して、素鵞社の御砂を撒いて浄めるというものです。

出雲大社でも、本殿後方の八雲山裾に素鵞社の社殿の床縁下の御砂持ち帰り、御守としたり、敷地にまくというものがあります。

従来は、稲佐の砂を取ってきて素鵞社にお参りし、それを床縁下にお供えしてから、御砂を持ちかえるのがマナーです。

 

他には、社殿はどれも神聖な場所ですから、禁止ではありませんがペットの持ち込みは遠慮した方が良いでしょう。

 

マナーを守って、気持よくお参りしたいものです。

< Sponsor Link>

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

 ▲